2022年03月20日

レーシングポニーの価格の改定について

今までなんとか据え置き価格でと思っておりましたが、いよいよそれが難しくなりました。

最近、特に、材料の高騰が悪化したため、大変心苦しいのですが、

2022.4.15より、レーシングポニーの価格の改定をさせていただきたいと思います。

このことをご了承いただき、当方の商品を使用していただけることを心よりお待ちしております。

製作に関しましては、今まで以上に力を注いでいきたいと思っております。

よろしくお願いいたします。

レーシングポニー1.JPG



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2019年01月21日

nijigamitool×Craftスペシャルモウル 販売開始

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昨年末にクラフト社より先行販売されていた、
nijigamitool×Craftスペシャルモウルですが、
この度、当社からも数量限定で販売を開始しました。

クラフト学園の主任講師である小屋敷氏が、様々な握り方に対応できるよう考え抜いた形状は、nijigamitoolとの度重なる話し合いと試作の上に完成しました。
見た目に美しい木柄は、実用性も考慮し、木工のスペシャリストであるnijigamitoolの和田がセレクト。
まさにベテランカーヴァーのノウハウと卓越した職人の技術が合わさって誕生した逸品と言えます。

木柄は、強度が高く耐朽性もあるため家具などにも使用される高級木材ウエンジを使用。
サイズはS(約420g/約14オンス)とM(約480g/約16オンス)

購入はこちらから↓


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2017年09月12日

cam lever for lacing pony


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新しい商品が出来ました。
レーシングポニー用のオプションパーツです。
机の上が散らかっていて恐縮です。





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箱。





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内容は、
レバーハンドルと、ボルト、ワッシャー等





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開閉用の上の方のノブを外して、
代わりにこのレバーハンドルを取り付けると。。




lever4.jpg


ワンタッチで開閉が可能になります。

既製品のカムレバーもあるのですが、
どうしてもストローク(カムを回した時に引っぱる距離)が小さいため、
使いづらい。

ですので、ストロークを含め全長なども全て
このポニーに使い勝手がいいように設計し、つくりました。

2年ほど前より試作を繰り返していたのですが、
なかなか思うように前に進めず、、、
しかし、こういうのは転がり出したら早い!

最近、急速に事がうまく運び出し、
納得のいくものが出来ました。

今まで、ノブをクルクル回していたのが、
1アクションで済みます。

すごく楽!





lever6.jpg

cam lever for lacing pony

販売開始はまだ少し先ですが、
若干数作れましたので、札幌にも持って行きます!
ウチのポニーをお使いの方は是非!



よろしくお願いします。





posted by にじがみ at 01:19| Comment(5) | nijigamitool:道具

2017年08月16日

アフリカンブラックウッド スリッカー

スリッカーdelta1.jpg

先日、革日和博多に持っていった、この度新しく作ったスリッカー。
nijigamitooolでは電動でコバを磨くための道具はいくつか作っていましたが、
手で磨くスリッカーはこれが初めてです。
そのスリッカーについて、もう少し詳しく紹介させていただきます。

見ての通り三角柱です。
厳密にいうと上辺が短い台形なんですが。

第一印象として、おそらく「何これ変なカタチ」と思われるだろうと思いますので、
開発の経緯と想定している持ち方について簡単に説明していこうとおもいます。








スリッカーdelta2.jpg

そもそもこのスリッカーを手掛けるきっかけになったのが、
「コバに点で接する丸いものでなく、線で接する平らなスリッカーが欲しい」
という声を受けてです。
その方曰く、その方が磨きの効率が良いということでした。

ですので、直線的で長い溝がこのスリッカーの一番の特徴で
そこを基本軸として設計しています。








スリッカーdelta3.jpg

ただ本当にそれだけだと、僅かな内R部分にも
届かなくなってしまい、完全に直線専用スリッカーになってしまいます。

それはそれで男らしいですが、ちょっと不便なので、
そこから折り返したところにも短い溝も作りました。
入り組んだ部分もこちらで、磨くことができます。








スリッカーdelta4.jpg

基本的には、画像のように三角形の底辺に親指を添え(引っ掛け)、
溝の裏側の面に人差し指を添える持ち方を想定しています。
この持ち方だと、ちょうど人差し指の真下で磨いている感覚がえられます。
「磨いているポイント」とその時の「指の位置」を重視しました。







スリッカーdelta-5.jpg

溝は全部で6種類作っていて、
これを全て並べてしまうとかなりの幅をとってしまいます。
どの溝を使っても、持った感覚が極力変わらないようにしたかったため、
溝は両側に分散させ、スリッカーの端の方に配置。
反対側に「ヘラ」のようなものを作るのも一つの形だと思うのですが、
今回はそのカタチは迷わず捨てました。
明確なそのヘラの使い道のアイデアが特になかったので、「とりあえず」で作ったところで、
中途半端な形になると思ったからです。








スリッカーdelta6.jpg

溝がL型に切られている構造であるがゆえ、
持った時の感覚を同じにするために反対側は裏面に溝を設置しています。
また、そもそも左手で握った場合は全く逆になってしまうため、
逆勝手(左利き用)も用意しました。









スリッカーdelta7.jpg

4つの完全な溝を使ってコバを磨く方法は説明不要かと思いますが、
端の半溝はコバの片方は触りたくないというような時を想定して作っています。
裏は極力ピン角、表だけ面を取りたいというような場合です。
その際には、宙に浮かせての作業は安定しにくいので、
作業台などの端の方に革を置いた上で磨いていただければと思います。





使用している素材は、「アフリカンブラックウッド」。
この木は他に「アフリカ黒檀」「グラナディラ」などとも呼ばれていて、
その名通り、アフリカ産の材です。

材料に付いてもまた、追ってお知らせします。


このスリッカー、まだ販売準備が出来ておりません。
(ネットショップの準備等)
もう少しお待ち下さい。






posted by にじがみ at 18:00| Comment(0) | nijigamitool:道具

2017年07月15日

間に合いました、スリッカー

いよいよ革日和博多が開催されますが、
新商品のスリッカーがようやく完成しました。
持って行きます!



基本方針は遠の昔に定まっていたのですが、
細かいディテール部分の微調整に、ここ何ヶ月もの間、何度も何度もこねくり回しておりました。

本来なら先月ごろにはとっくに販売開始して、革日和東京にも持って行けてたはずなんですが…いろいろ諸事情ございまして…


このスリッカーはnijigamitoolらしい1つの提案として、じわじわと末長く作って行きたいと思っているので、発表のタイミングがどうこうと言うのは実はさほど気にはしてないのですが、滅多に行けない九州の地で実物を触って見てもらえるというのは、とてもいい機会なのでは無いかと思っています。


また、先日販売を開始したkawacoyaさんとのスリッカーも、革日和博多にて販売されると言うことです。
そちらの方は、出先で携帯からの投稿で、画像などちゃんと用意できておらず恐縮です。


なかなか無いですので、
是非、会場に足を運び下さい!







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posted by にじがみ at 01:05| Comment(0) | nijigamitool:道具