9日目。
6:30出発。
唐突ですが、歩き遍路は3000人ほどいると言われているそうです。
そして、閏年には逆打ち(反対に回ること)がよい(ご利益がある?)らしくて、
さらに今年は60年に1度か何かのスペシャル閏年だそうです。
実際に歩いていると、去年とは比べ物にならないくらい逆打ちの方と出会います。
遍路道には迷わないように道順を表す矢印があちこちに付けられているのですが、
それらはすべて順打ちを想定しているので反対からは見えなくて、
迷いやすく難易度が高い様です。
そして更に唐突ですが、本日は今回の最終日です。
山道をトップバッターで歩く醍醐味?
クモの巣地獄を堪能。
馬の背といわれる道。
ここがちょうど峰になっていて、両側に下の傾斜となる。
腐ったパンではない。
余白。
何処まで歩くかという予定は大幅に余裕を持って立てる。
途中では何が起きるかわからない。
アクシデントだけではなく、途中でメチャメチャ面白い人がいれば、
1時間でも2時間でも話をを聞いていた方が有意義で、
何処までの距離を進めたかというのはあまり問題ではない。
これは、日常でも言えることで
ついつい隙間なくガチガチに詰めてしまいがちだが、
「これこそは!」ということがまれにあって、
そう言うのは大抵、「また今度」はやってこない。
誰かが、奇跡は余白に舞い込むと言ってたのを思い出す。
余白って素晴らしい。
舞茸タイプ。
彼岸花にクロアゲハ。
アピールがしっかりと届けたい所に届いている。
健全な相利共生を自然から教わる。
iPhoneのレンズに入ったホコリのせいで、光の加減によってはこんな感じに白っぽく写る。
写っているのはウシ。
ここからもう少し進んだ所で無事お迎えの車にピックアップされる。
場所は宇和島の少し手前の津島というところ。
名残惜しくも今回も無事終えることが出来ました。
次はまた、1年後になるでしょうか。
帰りに初日に見ず知らずの人間を泊めて下さったところにお礼に。
それから、去年行こうと思ったけど定休日だった須崎の橋本食堂に鍋焼きラーメンを食べに行きました。